2015年2月25日水曜日

ふとっちょバゲット

ルヴァン製法で、バゲットを焼いてみました。

フランス語ではLevain、英語ではLeaven・・これらは「発酵種」を意味しますが、
パン用語で「ルヴァンミクスト」とは日々少しずつ残した生地を翌日に利用する
昔からフランスで伝わっている製法のことを言うそうです。

捏ねあげた生地を少しだけ取り置いて、それを元にバタールに使います。
もし毎日バタールを焼くのなら、毎日の生地が受け継がれていくわけです。
焼き鳥のタレとかウナギのタレなどを、少しずつかけ継いで豊かな風味を守るのに似ているような。
なんてスローな製法!



初めてのバターるは、まだまだな仕上がり。
3本線で入れたものの角度もイマイチだし1本線で入れたものの開き具合もイマイチ・・


中の気泡も思ったよりできておらず、水分量を見直さないと。

でも、味は抜群。
ほんのり酸味と奥深い味わい。
皮のおいしさも秀逸。これがもっとバリッと焼けていたら言うこと無し。

子どももこの「旨み」が解るのか、何もつけずにモリモリ。


シンプルなものほど美味しくて、そして難しい。

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