アメリカの南部料理で有名なものと言えば、Pulled Pork(プルドポーク)。
豚肩などの塊肉をじっくり煮込んだ料理で、家庭料理でもよく作るみたいだし、
ハンバーガーに挟まっているのもよく見かけます。
Pulled、つまり「引き裂いた」という意味で、
ホロホロに煮込んだ豚肉を、割いてたっぷりのソースで合えたもの。
実際のPulled Porkはたっぷりのやや甘めのソースがかかっているのですが、
今日のレシピはあさりと仕上げたPulled Pork。
本場のものとは全く別物ですが、あっさり仕上げるとアレンジも効くのでこのレシピに。
味をしみ込ませるのに2-3日かかるので、食べたいと思う日には食べられませんのでご注意を^^
○あっさりプルドポーク
<材料>
・豚肩肉 1㎏
・塩 大1強
・乾燥ミックスハーブ(お好みのもの) 大3ほど
・蜂蜜 大2
・黒胡椒 大1
<作り方>
①豚肩肉はフォークで穴を何か所か刺し、調味料の全てをよくすりこみジップロックへ。
冷蔵庫で2日から3日おく。(途中一度ひっくり返す)
③冷蔵庫から出した肉をさっと水で洗い、圧力鍋に入れ圧が上がったら15分加圧する。
自然に圧が下がるまで待ち、煮汁の中で肉を冷ます。
④常温まで下がったら食べやすいように肉をほぐし、マスタードで頂く。
本来はホロホロになったお肉を繊維に沿って細かく裂いてあるこの料理ですが、
ある程度塊担っていた方がご馳走感があるので、まずはこの状態で。
のこったお肉はホロホロに裂いて、お好みのソースをかけてパンに挟むのも良いかも。
アメリカの家庭料理ではこの料理を、スロークッカーという煮込み電気鍋のようなもので
料理し、豆と一緒に食べるのが一般的みたい。
パーティでは、このお肉と共にホットドックバンズが置いてあって、
ソースで合えたこのPulled Porkを挟むというのを見たことがあります。
とってもアメリカンな料理の一つです。
沢山煮込んでおくと、残りのお肉をサラダやスープに使えるし、
お肉を茹でた後のスープは旨みもたっぷりなので
一度冷蔵庫で油脂を浮かせて取り除いた後、ブイヨンとして使っています。
塊肉料理は、何度も美味しくて、その後を考えるのがまた楽しい^^
0 件のコメント:
コメントを投稿