2015年3月16日月曜日

カリフォルニアの春

子ども達を学校横にある公園で遊ばせながら、私は芝生でごろんとお昼寝。

暑くも無く寒くも無く、最高のお天気が続いています。
カリフォルニアは一年中カラッとしていて快適な気候ですが、
やはり夏はもっと陽ざしが強いし、一応肌寒い秋冬もあり。

そんな訳でここカリフォルニアでも少し「春」を感じるうららかな毎日。

綺麗に整えられた芝生で横になっていると、本当に心地よくって眠ってしまう。
こんなことも、日本じゃあ出来ないなあ。
仮に気持ち良い芝生があっても、まず日本人が大勢いる中ではとうてい出来ない。


人の目が気にならない、
というのもここアメリカの良いところかもしれません。

なんだか皆自由でそれぞれなので、
自分も「ああこれで良いんだな」と思える感じ。

学校の中にほとんど知り合いがいないというのも気楽でいられる大きな要因ですが・・(笑)。








































桜の一種だという花が校庭にぐるりと植えられていて。
年中サマー!なイメージのカリフォルニアも、ちょっと春模様。

2015年3月15日日曜日

キッチンエイドコンビ

親子のように並んでいるキッチンエイド。

パン捏ね用に、7Qの容量のキッチンエイドをついに購入しました。
並べてみると、初めに買ったキッチンエイドの小さく見えること!

アメリカに来たばかりの時はキッチンエイドを購入することすら
「大きいかな、本当に使うだろうか、結構な値段もするし・・・」
などとものすごく悩んだのに、
今回のこの大きなキッチンエイドを買う時は躊躇いもせず。

置く場所が大いにあるアメリカのキッチンでは、
このサイズ感にも何とも思わなくなってきたこの頃。
2台カウンターに出しっぱなしでも全く問題ないのです。
日本のキッチンじゃあ、この小さい方のキッチンエイドだって
どこに置こうかしらと悩むはず。


使い心地は、小さいものと比べ物にならない程快適!
パン捏ねのフックは素晴しいカーブでパンを優しく捏ねてくれます。
そしてこの大容量のボウルのお蔭で、3単位くらいの生地量はへっちゃら。
それに加えて捏ねる時の音の静かなこと!

どうして小さいキッチンエイドを買ったんだろう・・
と思うほどですが、これはこれでよく使ったし、
このステップが無ければ大きいキッチンエイドも無かっただろうなと。

それにやはり、少量単位で作るもの、たとえばお菓子なんかは
この小さい方のキッチンエイドが便利。
大きいボウルで少量の卵は泡立てられません。
という訳で、今後は
大きい方はもっぱらパン用に、小さい方はお菓子係り。
と役割分担出来そうです。

なんとも頼もしいキッチンエイドコンビで、
ますますBakingが楽しめそうです。


2015年3月14日土曜日

ヨーロピアン感じるカフェでブランチ。

休日ブランチに出かけた、サンクレメンテのEllie's Table

サンクレメンテのビーチにも近い、明るくてとても居心地の良いお店。


お惣菜やパンをカウンターでオーダーするスタイルも気軽。
ローカルに大人気のお店、といった感じで
ワンちゃんを連れた人やお散歩の途中といった人達でいっぱい。

食べ物のメニューも実に魅力的で、
アメリカでは珍しい?ちゃあんと美味しいキッシュを頂きました。

サイズはアメリカンサイズで食べ応え十分。




「クイニーアマン」なんて洒落たものまで発見。
デニッシュ生地もよくあるベタっとしたマーガリンで作ったようなものでは無く、
焼きたてフレッシュなサクサク生地。
フィリングも甘すぎず、ちょうど良い。

ちょっとヨーロピアンを感じるスタイルは、
このお店の名前にもなっているEllieさんが、彼女の旦那さんのお母様から受け継いだイタリアンレシピなんだそう。
なるほど・・ザ!アメリカンじゃないことに納得。


という訳で、デザートコーナーには色とりどりマカロンもずらり。

いつの間にマカロンファンになったのか、マカロンに目が無い我が子たち。
日本で買うよりはリーズナブルだけど、こういう小さくて値段の高いものを好きになられては困ります(笑)。


私たちのようにブランチを楽しむ人、
女子数人でで大きいテーブルを囲むグループ、
甘いものでお茶しているカップル・・

美味しいものを食べながら、それぞれに思い思いの時間を過ごせる快適空間。
メニュー、立地、雰囲気、味、サービス・・全てがちょうど良くて心地よい。
これまで訪れたカフェの中でも、ピカイチに素敵な場所でした。
こんなお店が近くにあったら、間違いなく常連に。



2015年3月13日金曜日

パンの好みも千差万別。

最近やたらと時間が無いのは・・

やはり、だんだんと家がパン工場化しているから^^
天然酵母で発酵の時間が長く、待つ時間が長いとは言え、
何種類も焼く場合は一日パン仕事。

しかも、家庭用のオーブン(と言ってもアメリカサイズ。かなり大きいけど・・)
で焼くには、全てが一度に焼くタイミングにならないように時間調節も大切。
このマネージングが実は一番難しい?!


「料理をしているとボケない」とはよく言われますが、
このパン作りも実に良い老化防止(笑)。
そして、何も考えずに成型したりクープ入れたりの
無心の時間がリフレッシュ時間になっていることに気づいたり。


朝にパン生地を仕込んで成長している姿を見ない日のほうが、落ち着かないくらい。

このところ、ブドウと強力粉から起こした自家製天然酵母が実に元気なので、
洋梨から起こした天然酵母は思い切って破棄しました。
あまり手をかけてあげない洋梨酵母は元気が無かったし、
自分のお気に入りの酵母でどれだけ味の表現が出来るか、に挑戦してみたいなと。

ほのかな酸味があるこの天然酵母、
私はすっかり「自分の味」になっていますがやはり好みは分かれるようです。

天然酵母の香りに慣れていない方には
「匂いがきつくて苦手」という場合もあるみたい。

西海岸では酸味がとても強い「サワーブレッド」も人気ですが、
これも、食べ慣れていない日本人は好き好き別れます。

パンの好みも千差万別。
自分は自分で「美味しい!」と思うものを信じて作っていこうと思う毎日。

2015年3月12日木曜日

オーブンフル回転。

Costcoに行くと必ず補充して買ってくるオーガニック牛ひき肉。

日本では合いびき肉のハンバーグが主流ですが、
豚挽き肉は普通のスーパーではほとんど見かけないので我が家はもうすっかり牛肉のみ。

それに加えて最近は、もっぱらハンバーグ型にもせずミートローフ型。

ミートローフは材料を混ぜればほぼ間違いなく美味しくなる上に、
パンを焼く毎日なので、パンを焼いている間にオーブンに入れておくのです。

ハンバーグのように一つ一つ成型不要で楽ちんなのは言うまでもなく・・
そもそもアメリカで買うひき肉量は多いので、ハンバーグにしていると何個も成型が必要。
ミートローフなら、大きな型に流しこみ、一度に焼いてしまえます。
フライパンのように見ている必要もなく、オーブン料理は実に気楽。



炒め玉ねぎはパンを焼くオーブンの中にアルミホイルに丸ごと包んだものを
放り込んでおくだけ。
オーブンの中でしっかりじっくり焼かれて甘味が増します。
これをみじん切りにすれば、炒め玉ねぎ。色々使える炒め玉ねぎは常に作ってあります。

固いと言って子どもが食べないブロッコリの芯もフードプロセッサーで細かくして混ぜ込んで。
栄養満点のキヌアも入れて、型に入れたものをオーブンに入れておけばOK。

パンを焼いている間にメインも出来上がってしまうという何とも嬉しいメニュー。



アメリカのオーブンは実に大きいので、
この熱を無駄にするワケにはいきません。
50分ほど焼成にかかるハード系のパンを焼く時は
庫内の下にさつま芋を入れて焼き芋を仕込んでおいたりジャガイモを蒸し焼きにしておいたり。
余熱も利用してナッツを焼いたり。

時間もエネルギーも無駄にせぬよう、
我が家のオーブンはフル回転!

2015年3月11日水曜日

焼き加減、好みいろいろ。

焼き色には、好みがあるなあと思います。

私はこのくらい↑しっかり焼き色が付いていた方が好きですが、
人によっては「焼け過ぎてる」と見えることも。

「香ばしく焼けている」のと「焦げている」のとは、ちょっと違う気がします。

ハード系のパンは、「香ばしく」焼くと皮の旨みが増すような。
見た目には黒っぽくてこういうパンに慣れていない人にとっては
「焦げてる?」ように見えるかも・・ですが、
食べてみるとこの皮が美味しい。
糖化された生地の旨みが凝縮されている味。

逆に焼きが足りないと私は、なんだか物足りなく感じるくらい。

ですがこれは本当に「好み」で、
アメリカ人のお友達に食べてもらった時に
「焦げた味がする」と言われたことも。。
それぞれ感じ方は様々だなあ思います。


最近の定番になったクルミカンパーニュ。
ライ麦入りなので、フンワリした質感ではなく、しっとりギュッと。
そしてクルミもぎっしり。
クルミはパン生地に練りこむ前にローストしてあるので、その香ばしさも残っています。

小さ目に焼いたクルミパンは、薄くスライスしてラスクにしても美味しそう!

2015年3月10日火曜日

ワタシヘルシー!なレストラン!







































カリフォルニアは本当にヘルシー志向!なレストランが多いなあと思います。
近くのモールの中に新しく出来たLIFE Kitchenも、
いかにもヘルシー!なイメージのお店。

明るいお店、広い店内にテラス席は必須。
お外で食べる野菜たっぷりのメニューは
「ワタシ、ヘルシー!」
と感じるにはうってつけ(笑)。

カウンターでオーダーしてチップ不要、というスタイルも最近の流れなのでしょうか。
それでももちろん出来たお料理は持ってきてくれるし
お皿を下げるのも不要。こういうスタイルが若者に支持されるのは間違いない。


メニューは、
なんでも食べられる人用に「Everything」
小麦製品無しの「Gluten Free」
菜食主義、それに加えて肉も乳製品も卵もNGな人用に「Vegetarian&Vegan」

と分けられています。
メニューの別々になっているのだから、こだわりよう!

私は、特にベジタリアンではありませんが
バーガーに使っているバンズに興味ありだったので(笑)、ベジバーガーに。

付け合せがポテトじゃなくてお野菜、というところがもうヘルシー。

テンペで作ったパテも味気ないしパンもバサバサしていたけど、
これはこれで「ヘルシーなものを食べてて美味しい」という満足感。

ドリンクにオーダーしたのはチアシード入りのジンジャーウォーター。
お水にほんのり味付けした程度なのでそれほど甘くもなく、すっきり。
チアシードも乾燥したまま食べると恐ろしく歯に残るので、
こうしてドリンクに混ぜてしまえば難なくたっぷり摂取できるということ。
家でも毎朝のスムージーに混ぜてみよう。


思えばこういうスタイルのお店って、
日本にはまだまだ少ない?見かけないなあと思います。
ビーガンの人やベジタリアンの人も少ないからかしらん。

オリンピックに向けて多種多様な人達が流入する頃に向けて、
日本にもこんなお店が増えてくるかも?!




2015年3月9日月曜日

にわかパン工場?

お友達から送られてきた写真。
私のクルミカンパーニュでタルティーヌを作ってくれたとのこと。
こんなに美味しそうに料理されて、パンも喜んでいるにちがいない。


かたや私はと言えば・・


最近家の中がめっきりパン工場のようで、美味しくパンを食べることをどうやら忘れがち。
焼いたパンは、焼け具合や味など、ああでも無いこうでも無いと
食べ比べるばかりで味見程度。ちゃんとパンを美味しく盛り付けたりすることを忘れてたなー。

だからこそ、友達からの「美味しく食べた報告」はとっても嬉しい。

そのままで美味しいパンもあるけど、
何かを挟んだり塗ったりするから美味しいパンもあり。
色んな相性を見つけていきたいなと思います。


2015年3月8日日曜日

ちょっと遅れで雛祭りパーティ。

少し遅れて雛祭り。

娘の仲良しご近所友達と、ファミリーでGirl's Pary.

私が使っていたひな飾り、お内裏様とお雛様だけだけど
日本からNYを経て、ここカリフォルニアへ。たくさん移動したもんだ。
娘が日本語学校で作ってきた折り紙ひな飾りもジョインして。
私のお雛人形はいつの間にか首がゆがんでしまって2人があまり仲良しに見えないのだけど、
方や娘の作ったものは、お内裏様とお雛様、二人ともニコニコととっても嬉しそう。


















ガールズたちは、浴衣でルンルン。
お雛祭りに浴衣って・・日本では季節感的にもあり得ないけど、ここカリフォルニアでは
気温的にも浴衣がちょうど良い。
浴衣とお雛祭り、全く関係ないけれど・・異国で「日本」を満喫する日という意味では気分も盛り上がって悪くない??

本当に偶然にも、とっても似た浴衣だった二人。
炭酸リンゴジュースをビールのように持って超ご機嫌のガールズたち。
近くに一緒にお雛祭りをお祝い出来る友達がいて感謝。







































ご飯は手巻き寿司。
これまたお雛祭りにはもっと相応しいお料理がありそうなもんですが・・
皆でワイワイ食べるには持ってこいのメニュー。

久しぶりに日本食スーパーで買ってきたお刺身を並べて。
手巻き寿司は、酢飯さえ用意すればあとは簡単楽ちん♪なのも嬉しい。


今日は特別な日。

ビールのように注がれるジュースが嬉しくて、何度もお代わり。

あまりお雛祭りらしいメニューは無かったけど・・
子どもと一緒に作った苺のアイスクリームは好評でした。
日本のようにあまり甘くない野菜のような苺が多いので、
アイスクリームにするとちょうど良い甘さに。

しっかり食べたあとはテラスで踊ったり歌ったり大いに遊んで。
ジャブジャブ洗える浴衣でやっぱりちょうど良かったかも^^

2015年3月7日土曜日

レストランウィークの締めはファミリーで。海がすぐそこ!のビーチレストラン。

レストランウィークの最後の締めは、家族で。

仲良しファミリーと一緒に、海がすぐそこ!のレストランSplashにて。

レストランを出るとすぐそこがビーチ、という素晴しいロケーション。
ビーチを目の前に、早く遊びたくてウズウズしている子ども達をなんとか鎮めつつ・・

このレストランも、ランチメニューをお得に出していますが、今回は2コース。
前菜とメインか前菜とデザート、というチョイス。


前菜に頂いたのは、マグロのポキ。
ポキもこんな風にお洒落に出すと素敵な前菜に。
下に敷かれたクラッカーのようなものは何だったんだろう・・
とっても固くて日本人的には八つ橋を彷彿させられます(生八つ橋じゃあなくて、固い八つ橋・・笑)


2皿目は、ロブスター。

厚切りライ麦パンの上に、ロブスターのほぐし身。
ビーチの目の前で食べるに相応しい、軽いシーフード料理。



ビーチの隣の最高に素敵なレストランは、子ども達にとっては
「陽ざしが強くて暑い」だの「早く遊びたい」だの「料理はいつ来るの~」
だのと、そりゃあもうロマンスゼロ。





大人が飲み終わってやっとこさビーチに飛び出して。


せっせとお砂場遊び。


ビーチから見上げたレストラン。
こんな眺めの良いレストラン、海好きの母を連れてきてあげたいなあ。

ビーチから行き来できるレストランのバーが大人気。
レストランウィークに関係なく、このバーでビーチを眺めながらのお客さんでギュウギュウ。
アメリカ人って本当にバーが好き。
ビーチが見えるバーは例外なく賑わっています。



夕暮れまでしっかり遊んで子ども達も大満足の様子。

色んな素敵なレストランを予約してくれたお友達のお蔭で満喫したレストランウィークも今日で終わり。
仲良しファミリーで締めくくれて大満足。
来年のレストランウィークが待ち遠しい^^



2015年3月6日金曜日

十人十色のキッズたち。

今日も娘のクラスへボランティアへ。

この日は3月17日のSt.Patrick's dayに向けて塗り絵作業。
水を付けると簡単に塗ることが出来る水性絵具を使うのですが、
子ども達はこの絵具が大好き!

色んな色を混ぜたり濃いめに色を出したり薄くしてみたり・・
皆思い思いに塗り始めます。








































St.Patricks dayのテーマカラーにちなんで、先生の指示により「どこかしらに緑を使う」
ということ以外は、自由。

↑この先生のサンプルを忠実に真似て慎重に塗る子もいれば、
↓こーんな虹色でとっても自由な子も。耳がかろうじて緑(笑)。

とにかく早く終わらせたい子やお隣の子と一緒にしたい子、
紙に色を塗ることよりもカップの中の水が何色になるかに興味があって集中出来ない子・・
子どもを見ていると、十人十色。



週に一度行っていてだいぶ慣れてきたこのボランティア。
子どもの言っていることは聞き取り辛くて一向に何もわかりませんが(笑)、
クラスの子たちの名前も随分覚えて愛着も出てきました^^
子どもの方も、アメリカの子らしく私にハグしてくたりと何ともカワイイ。

子どもは本当に個性があってスバラシイ~と思えて楽しいこのボランティア。
人の子なら、多少メチャクチャでも「子どもらしくて可愛い」と思うのに、
自分の子どもにはなかなか寛容になれない(汗)。



2015年3月5日木曜日

アメリカらしからぬ軽やかなランチ・・素晴しきレストランウィーク第二段。

広々明るい店内で、天井も高くってザ!カリフォルニアなお店でレストランウィーク第二段。

いくつもあるモールの中でもお洒落なショップが多くて開放感があって、大好きなFashion Islandの敷地内にある、Fig&Olive
ゆったりした席に、何故かみーんなカワイイ店員さん達。
サービス係の女性スタッフは、きっと選定基準があるに違いない!と思うほど^^


自然光がたっぷり差し込むカリフォルニアらしいお店ですが、ニューヨークの5th Ave.にもあるんだとか。
ニューヨークにいたのに一年郊外に住んでいただけでは、マンハッタンのことは何もしらないに等しい(笑)。


レストランウィークとあって、この日ももちろんお得感満点のコースランチ。

こちらはローズマリー入りのフォカッチャ。
3種のオリーブオイルを付け比べ。店名にもふさわしい、軽やかで美味しいパンの演出。





1皿目のロブスターのスープ。
ロブスターの身を付けると+6ドル。
せっかくの20ドルランチだから20ドルキープで堪能したい、という変なこだわりで、身はプラスせず。
身無しでも、濃厚なスープで十分に満足。
やや塩味がきつかったのは、アメリカならでは?!




2皿目のシーフードパエリア。
お米の芯が残って底が焦げているスペイン料理の絶品パエリアとは全く違うものでしたが・・
シーフードはレアでプリプリだし、味付けも軽くてとても食べやすい。




デザートは、お友達一押しの「デザートクロスティーニ」。
サクサクのショートブレッドにアメリカンチェリーの洋酒漬け。
季節によって苺が乗っていたり、と変わるんだとか。
これまた甘すぎず、日本的な量で絶妙。

どれもこれも、少量ポーションで味付けが軽やかで。
ここがアメリカということを忘れてしまいそうな洗練具合。


これで20ドルはすごすぎる・・
通常なら、このデザートだけで8ドル。
もちろんメインのお料理は、1皿だけで20ドルを超えるものも多々・・

普段ならなかなか来れないこんなお店にトライできるレストランウィーク、スバラシイ。


前述の美味しいフォカッチャをゆっくり食べていると、メインが来る前には片づけられてしまったり、
(アメリカって本当にお皿を下げるタイミングが早すぎる!と私はいつも感じます。。)
チャーミングな女性スタッフがコーヒーを注いでくれるのだけどこぼしていったことに気づかずに行ってしまったり・・
こんな素敵なレストランでも、やっぱりアメリカ的要素満載なのだけど、それまた楽しい?!




「美味しい料理」にこの空間とサービスが更に料理を美味しくしてるな~。

レストランウィークでランチ時は満席。
カウンターでおひとり様で食べている人もたくさん。
こんなお得なら、一人でも来たいと思うかも。

いややっぱり、美味しいものは誰かと共有したいかな・・
誰かと楽しく囲むからこそ、またまた美味しさ倍増。


早々と予約してくれていた友に感謝。
ここは来年もまたゼヒ(レストランウィークに!)来たい。
いや絶対に。


2015年3月4日水曜日

レストランウィークのオチ。

アメリカには、「レストランウィーク」というものがあります。
ある程度大きな街に限られるのだと思うのですが、高級店や有名店などが1週間、
とってもリーズナブルなお値段でランチとディナー営業をするというもの。

アメリカではあまりランチセットというのを見かけませんが、
この7日間はRestaurant week menu、としてコースメニューで20ドルのランチがサービスされます。
ランチメニューが無いので、前菜でも1皿10ドル以上はするのが普通なお店では、
コース仕立てでデザートまで食べようとしたら食事だけで60ドルはするんじゃないでしょうか。

今回訪れたお店もウエスティンホテルのレストランということで、普通なら行かないお店。
Pinot Provence







































お友達がオーダーした一皿目。
これだけでも普通に食べたらいくらするんだろうかと一皿一皿考えてしまう貧乏性(笑)。






































私はメインに、ハンバーガー。
プロヴァンス、と店名にあるけどお料理はしっかりアメリカンがあるのがアメリカ。

高級レストランのハンバーガーらしく、パテはしっかりまさにお肉。
バンズもさっくりの、ブリオッシュ生地。
小ぶりだけどボリューム満点。






































お友達のステーキもすごかった。
通常はこれだけで20ドル以上だなあと、また考えてしまう・・(笑)。
NYにいた時はレストランウィークを気にもしていなかったけど、
こんなにお得から、ここぞとばかりに出かけないワケは無い!
「毎日でも食べ歩きたい」
と言っていた友達の発言に大いに納得。



デザートは、とってもアメリカンな甘さで食べきれませんでしたが、
なんてお得な3コース。

お得感たっぷりでかなり満足だったのですが、この↑ケーキの大きさに一同大笑い。
左のほうから撮っているのであまりサイズの違いが分かりませんが、
右のほうが優に1/3は大きいのです。
高級ホテルのレストランなのにこのざっくり感、さすがです^^

これに加えて笑うしか無かった出来事は・・
コースには付いていなかったコーヒー、デザートがあったら飲みたくなるもの。

そしてその値段・・・・・・7ドル!

そしてこのコーヒーが、恐ろしく美味しくないというオチ。
めちゃくちゃお得な20ドルランチに淹れたてじゃない7ドルコーヒー。

何でも完璧にはいかないのが、アメリカの面白いところ。


2015年3月3日火曜日

アレンジ自在、フランスパン生地。

このところパンの話ばっかりですが・・・

フランスパン生地が美味しく出来ているので、アレンジを。

今日はクランベリー&ホワイトチョコの王道組み合わせ。

焼きあがるとこのホワイトチョコが溶け出して、なんとも甘~い良い香り。
そしてこのチョコのお蔭で生地自体が少ししっとりするんです。
シンプルな生地が、ほんのり甘くなってたまらない美味しさ。



生地がシンプルなだけに、色んなアレンジが出来るな~。
チーズフランスにチョコフランス、ベーコンエピにゴマフランス・・・・

生地が新しく出来上がると、次のフランスパン生地の為に生地を取り置いて元種にするルヴァン製法。
生地が引き継がれていってスローなパン作りの醍醐味を楽しめるのですが、
良くも悪くもエンドレスな作業・・

このところ、このルヴァン種と元々持っている天然酵母のお世話で日が暮れる毎日(笑)。
種を絶やさない為に焼き続け、ますますパン屋さん状態の我が家。


2015年3月2日月曜日

真っ黒なチョコパン

見た目がびっくりするような真っ黒に仕上がる、
大人のチョコレートパン。

その名も「Dark cocoa」という、真っ黒なココアを頂いたので、
このダークココアで無いと作れないダークチョコレートチェリーブレッドを焼いてみました。

中にはココアに加えてビターなチョコレートチップも入れてあり、ダブルチョコレート。
チェリーの酸味とチョコレートのほろ苦い甘さがばっちり。
赤ワインにも合いそうなパンにしあがりました。

チョコレート好きの子ども達ですが、さすがに娘にはまだ「大人の味」過ぎたようで・・
「苦い・・」と。お蔭で大人が一人締め^^


バタールの練習も、引き続き。
成型もだいぶ上達した?ようで形も様になってきました。
もう少しバリッとクープが立ち上がって焼きあがってくれれば最高なんだけど・・
究極のシンプルパンへの追及はまだまだ続きます。

いつも同じようには仕上がらず、簡単なようで難しい。
これだからパン作りは面白い。
取り組み甲斐のあってやめられません(笑)。



2015年3月1日日曜日

8Grain Bread

マルチグレインブレッドを焼いてみました。

ここアメリカでは、ざっくざく色んな穀物が入ったパンがとても人気。
食パンタイプでもハード系タイプでも、色んな穀物が入っているものをよく見かけます。

今回使ったマルチグレインは・・
Buckwheat(蕎麦の実)、Triticale(トリチケール・・小麦とライ麦を自然交配したもの)、Rye(ライ麦粉)、Hard Red Wheat(赤麦)、Barley(大麦)、Oats(オーツ麦)、Brown Rice(玄米)、Sesame(ごま)
以上の7種。

これらをひとつずつ自分で用意するのは大変なこと。
Whole Foodsなどのヘルシー志向なお店で、ミックスされたものが売っているのです。
「7Whole Grain」としてシリアルコーナーに。
なんて便利な優れもの。




この7種の穀物に加え、Flax Seedも加えて8Grainにしました。
断面はこんな感じでぎっしり。

スーパーで買う雑穀が入ったパンはボソボソして食べにくいのですが、
自分で焼いた雑穀パンは、しっとりモチモチ。
食べ応えがあって私はかなりヒット。
ブツブツが入っていると嫌がる子ども達には不人気でしょうが・・

我が家の定番になりそうな新作。

2015年2月28日土曜日

チアリーディング始めました。



















娘はチアリーディング、息子はジムナスティック(体操)を習い始めました。

娘は念願のチアリーディング。
ポンポン(英語でも、ポンポンと言うらしい!)を持っての運動が、たまらないみたい。
5歳児までのクラスは少人数なので、基本的な動きを練習するくらいみたいだけど、
来年6歳になるとチームが出来て踊れる?らしい。これまた楽しみ。

見ていると、側転の準備になるような動きやジャンプ、
飛んだり跳ねたりと実に基本的なことをしています。
でもこのくらいの年齢の子にはそんな動きが精いっぱい。

アメリカの学校はいわゆる「体育」のクラスがほとんどありません。
自分で練習しなければ跳び箱もでんぐり返りもできないまま・・
というのでこのジムナスティックに通わせる親が多いみたい。
学校帰りの夕方の時間帯、大盛況。


大きな練習場では、色んな年齢の子が色んなクラスをしています。
モダンバレエのようなクラスやアクロバティックな機会体操まで。
バク転2回連続に側転付けて・・なんてことを軽々その辺でしているものだから、
目を見張るばかり。
大きな子たちのそんな演技を見るのもなかなか良い刺激になっているはず。


一生懸命先生の指示に従って動いているちびっ子チア達のカワイイこと!!
女の子は実に愛らしい。
近くでジムナスティックをしている息子のことをとーんと忘れ、可愛いチア達に見入るばかり(笑)。


2015年2月27日金曜日

新入りバヌトンでセサミカンパーニュ

新しいバヌトン(パンを発酵させるためのカゴ)が届いたので、
早速試してみたくて焼いてみたセサミカンパーニュ。

いつも丸く焼いていたカンパーニュも、こうしてナマコ型になるとまた違った雰囲気。
サンドイッチに使うには丸よりも無駄がなく、良さそう!

中には黒ゴマたっぷり、底には白ゴマを敷いて焼いてみました。
周りにもたっぷりゴマを付けてみたいところですが、
せっかくのバヌトンの模様が無くなってしまうのも勿体ないので。



Banneton・・フランス語なんですね。パンを発酵させる専用のカゴで、藤で出来ているので生地の無駄な水分をちょうど良い具合に蒸発させてくれるんだとか。
ちょうど炊き立てご飯をお櫃に入れる効果と同じ?!

もちろんパンを美しく成型する役目、この綺麗な模様を付ける役目も。
ただただパンを発酵させるためのこのカゴですが、
色んな形、色んなサイズのものが欲しくなってしまう・・
キッチンが、少しずつパン関係のもので浸食されつつあるこの頃。

2015年2月26日木曜日

パンが友達

懲りずにバゲット第二段。
前回の反省点を、すぐに改善してみたくなる。

今回は、形はずいぶんよく出来た。
クープの開き方もかなり良くなったような・・

でもクープは、もっとまっすぐにもっと長く入れた方がカッコよいな・・
などなど、次回への改善点もまた見えてきて。

というわけで、第三弾の生地もすでに仕込み中。
出来上がりの表情がいつも少しずつ違うのが、パン作りの楽しいところ。

こんなにパン作りにはまるとは夢にも思わなかったけど、
時間があって無いような毎日には、天然酵母のパン作りがしっくり来ています。
さっさと膨らんでしまうイーストでのパン作りでは、こうはいかない。

ゆっくりじっくり膨らんでくれるので、
子どものお迎え時間や日本語学校、習い事に食事の用意・・
諸々をスケジュールしながらパン作りをそこに組み込んでいく。
何種類も一度に焼く時なんかは、
そのスケジュールを頭で組み立てていくのもまた楽しい。

発酵終了時間と焼き時間を考慮して、
美味しくピタッと焼き上げられた時の達成感ったら。

最近ほんとに、パンが友達の毎日(笑)。
パンを捏ねなかった日は、落ち着かないほど!

2015年2月25日水曜日

ふとっちょバゲット

ルヴァン製法で、バゲットを焼いてみました。

フランス語ではLevain、英語ではLeaven・・これらは「発酵種」を意味しますが、
パン用語で「ルヴァンミクスト」とは日々少しずつ残した生地を翌日に利用する
昔からフランスで伝わっている製法のことを言うそうです。

捏ねあげた生地を少しだけ取り置いて、それを元にバタールに使います。
もし毎日バタールを焼くのなら、毎日の生地が受け継がれていくわけです。
焼き鳥のタレとかウナギのタレなどを、少しずつかけ継いで豊かな風味を守るのに似ているような。
なんてスローな製法!



初めてのバターるは、まだまだな仕上がり。
3本線で入れたものの角度もイマイチだし1本線で入れたものの開き具合もイマイチ・・


中の気泡も思ったよりできておらず、水分量を見直さないと。

でも、味は抜群。
ほんのり酸味と奥深い味わい。
皮のおいしさも秀逸。これがもっとバリッと焼けていたら言うこと無し。

子どももこの「旨み」が解るのか、何もつけずにモリモリ。


シンプルなものほど美味しくて、そして難しい。