2015年3月16日月曜日

カリフォルニアの春

子ども達を学校横にある公園で遊ばせながら、私は芝生でごろんとお昼寝。

暑くも無く寒くも無く、最高のお天気が続いています。
カリフォルニアは一年中カラッとしていて快適な気候ですが、
やはり夏はもっと陽ざしが強いし、一応肌寒い秋冬もあり。

そんな訳でここカリフォルニアでも少し「春」を感じるうららかな毎日。

綺麗に整えられた芝生で横になっていると、本当に心地よくって眠ってしまう。
こんなことも、日本じゃあ出来ないなあ。
仮に気持ち良い芝生があっても、まず日本人が大勢いる中ではとうてい出来ない。


人の目が気にならない、
というのもここアメリカの良いところかもしれません。

なんだか皆自由でそれぞれなので、
自分も「ああこれで良いんだな」と思える感じ。

学校の中にほとんど知り合いがいないというのも気楽でいられる大きな要因ですが・・(笑)。








































桜の一種だという花が校庭にぐるりと植えられていて。
年中サマー!なイメージのカリフォルニアも、ちょっと春模様。

2015年3月15日日曜日

キッチンエイドコンビ

親子のように並んでいるキッチンエイド。

パン捏ね用に、7Qの容量のキッチンエイドをついに購入しました。
並べてみると、初めに買ったキッチンエイドの小さく見えること!

アメリカに来たばかりの時はキッチンエイドを購入することすら
「大きいかな、本当に使うだろうか、結構な値段もするし・・・」
などとものすごく悩んだのに、
今回のこの大きなキッチンエイドを買う時は躊躇いもせず。

置く場所が大いにあるアメリカのキッチンでは、
このサイズ感にも何とも思わなくなってきたこの頃。
2台カウンターに出しっぱなしでも全く問題ないのです。
日本のキッチンじゃあ、この小さい方のキッチンエイドだって
どこに置こうかしらと悩むはず。


使い心地は、小さいものと比べ物にならない程快適!
パン捏ねのフックは素晴しいカーブでパンを優しく捏ねてくれます。
そしてこの大容量のボウルのお蔭で、3単位くらいの生地量はへっちゃら。
それに加えて捏ねる時の音の静かなこと!

どうして小さいキッチンエイドを買ったんだろう・・
と思うほどですが、これはこれでよく使ったし、
このステップが無ければ大きいキッチンエイドも無かっただろうなと。

それにやはり、少量単位で作るもの、たとえばお菓子なんかは
この小さい方のキッチンエイドが便利。
大きいボウルで少量の卵は泡立てられません。
という訳で、今後は
大きい方はもっぱらパン用に、小さい方はお菓子係り。
と役割分担出来そうです。

なんとも頼もしいキッチンエイドコンビで、
ますますBakingが楽しめそうです。


2015年3月14日土曜日

ヨーロピアン感じるカフェでブランチ。

休日ブランチに出かけた、サンクレメンテのEllie's Table

サンクレメンテのビーチにも近い、明るくてとても居心地の良いお店。


お惣菜やパンをカウンターでオーダーするスタイルも気軽。
ローカルに大人気のお店、といった感じで
ワンちゃんを連れた人やお散歩の途中といった人達でいっぱい。

食べ物のメニューも実に魅力的で、
アメリカでは珍しい?ちゃあんと美味しいキッシュを頂きました。

サイズはアメリカンサイズで食べ応え十分。




「クイニーアマン」なんて洒落たものまで発見。
デニッシュ生地もよくあるベタっとしたマーガリンで作ったようなものでは無く、
焼きたてフレッシュなサクサク生地。
フィリングも甘すぎず、ちょうど良い。

ちょっとヨーロピアンを感じるスタイルは、
このお店の名前にもなっているEllieさんが、彼女の旦那さんのお母様から受け継いだイタリアンレシピなんだそう。
なるほど・・ザ!アメリカンじゃないことに納得。


という訳で、デザートコーナーには色とりどりマカロンもずらり。

いつの間にマカロンファンになったのか、マカロンに目が無い我が子たち。
日本で買うよりはリーズナブルだけど、こういう小さくて値段の高いものを好きになられては困ります(笑)。


私たちのようにブランチを楽しむ人、
女子数人でで大きいテーブルを囲むグループ、
甘いものでお茶しているカップル・・

美味しいものを食べながら、それぞれに思い思いの時間を過ごせる快適空間。
メニュー、立地、雰囲気、味、サービス・・全てがちょうど良くて心地よい。
これまで訪れたカフェの中でも、ピカイチに素敵な場所でした。
こんなお店が近くにあったら、間違いなく常連に。



2015年3月13日金曜日

パンの好みも千差万別。

最近やたらと時間が無いのは・・

やはり、だんだんと家がパン工場化しているから^^
天然酵母で発酵の時間が長く、待つ時間が長いとは言え、
何種類も焼く場合は一日パン仕事。

しかも、家庭用のオーブン(と言ってもアメリカサイズ。かなり大きいけど・・)
で焼くには、全てが一度に焼くタイミングにならないように時間調節も大切。
このマネージングが実は一番難しい?!


「料理をしているとボケない」とはよく言われますが、
このパン作りも実に良い老化防止(笑)。
そして、何も考えずに成型したりクープ入れたりの
無心の時間がリフレッシュ時間になっていることに気づいたり。


朝にパン生地を仕込んで成長している姿を見ない日のほうが、落ち着かないくらい。

このところ、ブドウと強力粉から起こした自家製天然酵母が実に元気なので、
洋梨から起こした天然酵母は思い切って破棄しました。
あまり手をかけてあげない洋梨酵母は元気が無かったし、
自分のお気に入りの酵母でどれだけ味の表現が出来るか、に挑戦してみたいなと。

ほのかな酸味があるこの天然酵母、
私はすっかり「自分の味」になっていますがやはり好みは分かれるようです。

天然酵母の香りに慣れていない方には
「匂いがきつくて苦手」という場合もあるみたい。

西海岸では酸味がとても強い「サワーブレッド」も人気ですが、
これも、食べ慣れていない日本人は好き好き別れます。

パンの好みも千差万別。
自分は自分で「美味しい!」と思うものを信じて作っていこうと思う毎日。

2015年3月12日木曜日

オーブンフル回転。

Costcoに行くと必ず補充して買ってくるオーガニック牛ひき肉。

日本では合いびき肉のハンバーグが主流ですが、
豚挽き肉は普通のスーパーではほとんど見かけないので我が家はもうすっかり牛肉のみ。

それに加えて最近は、もっぱらハンバーグ型にもせずミートローフ型。

ミートローフは材料を混ぜればほぼ間違いなく美味しくなる上に、
パンを焼く毎日なので、パンを焼いている間にオーブンに入れておくのです。

ハンバーグのように一つ一つ成型不要で楽ちんなのは言うまでもなく・・
そもそもアメリカで買うひき肉量は多いので、ハンバーグにしていると何個も成型が必要。
ミートローフなら、大きな型に流しこみ、一度に焼いてしまえます。
フライパンのように見ている必要もなく、オーブン料理は実に気楽。



炒め玉ねぎはパンを焼くオーブンの中にアルミホイルに丸ごと包んだものを
放り込んでおくだけ。
オーブンの中でしっかりじっくり焼かれて甘味が増します。
これをみじん切りにすれば、炒め玉ねぎ。色々使える炒め玉ねぎは常に作ってあります。

固いと言って子どもが食べないブロッコリの芯もフードプロセッサーで細かくして混ぜ込んで。
栄養満点のキヌアも入れて、型に入れたものをオーブンに入れておけばOK。

パンを焼いている間にメインも出来上がってしまうという何とも嬉しいメニュー。



アメリカのオーブンは実に大きいので、
この熱を無駄にするワケにはいきません。
50分ほど焼成にかかるハード系のパンを焼く時は
庫内の下にさつま芋を入れて焼き芋を仕込んでおいたりジャガイモを蒸し焼きにしておいたり。
余熱も利用してナッツを焼いたり。

時間もエネルギーも無駄にせぬよう、
我が家のオーブンはフル回転!

2015年3月11日水曜日

焼き加減、好みいろいろ。

焼き色には、好みがあるなあと思います。

私はこのくらい↑しっかり焼き色が付いていた方が好きですが、
人によっては「焼け過ぎてる」と見えることも。

「香ばしく焼けている」のと「焦げている」のとは、ちょっと違う気がします。

ハード系のパンは、「香ばしく」焼くと皮の旨みが増すような。
見た目には黒っぽくてこういうパンに慣れていない人にとっては
「焦げてる?」ように見えるかも・・ですが、
食べてみるとこの皮が美味しい。
糖化された生地の旨みが凝縮されている味。

逆に焼きが足りないと私は、なんだか物足りなく感じるくらい。

ですがこれは本当に「好み」で、
アメリカ人のお友達に食べてもらった時に
「焦げた味がする」と言われたことも。。
それぞれ感じ方は様々だなあ思います。


最近の定番になったクルミカンパーニュ。
ライ麦入りなので、フンワリした質感ではなく、しっとりギュッと。
そしてクルミもぎっしり。
クルミはパン生地に練りこむ前にローストしてあるので、その香ばしさも残っています。

小さ目に焼いたクルミパンは、薄くスライスしてラスクにしても美味しそう!

2015年3月10日火曜日

ワタシヘルシー!なレストラン!







































カリフォルニアは本当にヘルシー志向!なレストランが多いなあと思います。
近くのモールの中に新しく出来たLIFE Kitchenも、
いかにもヘルシー!なイメージのお店。

明るいお店、広い店内にテラス席は必須。
お外で食べる野菜たっぷりのメニューは
「ワタシ、ヘルシー!」
と感じるにはうってつけ(笑)。

カウンターでオーダーしてチップ不要、というスタイルも最近の流れなのでしょうか。
それでももちろん出来たお料理は持ってきてくれるし
お皿を下げるのも不要。こういうスタイルが若者に支持されるのは間違いない。


メニューは、
なんでも食べられる人用に「Everything」
小麦製品無しの「Gluten Free」
菜食主義、それに加えて肉も乳製品も卵もNGな人用に「Vegetarian&Vegan」

と分けられています。
メニューの別々になっているのだから、こだわりよう!

私は、特にベジタリアンではありませんが
バーガーに使っているバンズに興味ありだったので(笑)、ベジバーガーに。

付け合せがポテトじゃなくてお野菜、というところがもうヘルシー。

テンペで作ったパテも味気ないしパンもバサバサしていたけど、
これはこれで「ヘルシーなものを食べてて美味しい」という満足感。

ドリンクにオーダーしたのはチアシード入りのジンジャーウォーター。
お水にほんのり味付けした程度なのでそれほど甘くもなく、すっきり。
チアシードも乾燥したまま食べると恐ろしく歯に残るので、
こうしてドリンクに混ぜてしまえば難なくたっぷり摂取できるということ。
家でも毎朝のスムージーに混ぜてみよう。


思えばこういうスタイルのお店って、
日本にはまだまだ少ない?見かけないなあと思います。
ビーガンの人やベジタリアンの人も少ないからかしらん。

オリンピックに向けて多種多様な人達が流入する頃に向けて、
日本にもこんなお店が増えてくるかも?!